脂肪豊胸後のしこり治療とコンデンスリッチ豊胸のタイミングについて、これまでの症例から考えてみました。

 

しこり治療には①オイルシストに対する穿刺吸引、②充実性のしこりに対するベイザーリポによる吸引治療、

③石灰化に対する切開摘出があります。

 

①のオイルシストは細い注射針で吸引するだけなのでコンデンスリッチ豊胸を同時に行うことが可能です。

 

②充実性のしこりに対するベイザーリポによる吸引治療は、バストに麻酔液を注入による浮腫み、ベイザーで吸引する際に壊死した脂肪が周囲に漏れることによる炎症、カプセル内のリンパ液貯留などが起こる可能性があります。

これらが脂肪の定着に影響を及ぼす可能性があり、同時にコンデンスリッチ豊胸を行うことはリスクが高いと考えます。

 

小さなしこりならコンデンスリッチ豊胸を同時に行っても問題ないかも知れませんが、5㎝以上の充実性のしこりはリスクが高いです。最低1か月はあけるべきと考えます。

 

③石灰化に対する切開摘出は、しこりを摘出したスペースがあり、そこに脂肪が流れ込むと再度しこりになるリスク、手術後の炎症、瘢痕などが起こるため脂肪の定着にも影響があり、1~3か月あけることが望ましいと考えます。

 

本日はオイルシストによるしこりなので同時にコンデンスリッチ豊胸を行いました。

 

左乳腺下にオイルシストが2個ありました。

図2図3

 

エコー下に穿刺吸引しまいした。

図4図5

 

白濁したオイルが引けました。

図1

 

この後、コンデンスリッチ豊胸を行いました。